TDPの現象・症状
一般的に言われているTDPという症状は、ある決まった形になります。
TDP(トップページダウンペナルティ)の名前の通り、
・TOPページが狙ったキーワードで突然順位下落したり圏外に行ってしまう
・TOPページのタイトル等で検索しても一番上に出てこない
・狙っているキーワードで今までいたTOPページがいなくなり、下層ページがでてきている
といった、TOPページがマイナスを受けて下落してしまうという共通の症状です。
(そうなるからTDPなのですが)
また、軽度の場合は狙っている特定のキーワードでのみ下落し、その他のキーワードや複合では順位を維持
しているというケースも多くあります。
TOPページがペナルティを受けた事によって、ペナルティを受けていない下層ページよりも評価が低くなり
下層ページの下に表示されるので「TDP」なのですが、これは単純にTOPページが下落した事が分かり
やすい為、TOPページだけがペナルティを受けていると思ってしまうことが多いようです。
実際、メインにSEO対策をするのはTOPが多いので、ペナルティを受けるのもTOPが多いのですが、実は
TOP以外もペナルティを受けているケースも過去多数ありました。
つまりサイト単位でYAHOOから、NGだという評価を受けて、そのペナルティとしてトップページがダウン
させられているという事などではないと言う事です。
単純にYAHOOのペナルティ要因にTOPページが抵触した為、そのTOPページが評価ダウンを受け、結果と
して、マイナスを受けていない下層ページが、相対的に評価が高くなり、その下に来ているだけなのです。
TDPとは、ページに対してのマイナスペナルティです。
(正確には、多くの場合、TOPがペナルティを受けた場合は、そのページだけではなく、サイト内全ての
下層ページもいくらか評価ダウンになります。)
ですので、極論をいうと全ページがペナルティを受ければ、TDPの現象は起こりません。
もちろん、どのページも主要な検索結果から消え去りますが・・・
ただ現実的には、下層ページ全てがペナルティを受ける事は無いでしょうから、TOPページがペナルティを
受ければ必ず、下層ページの下に来ることになり、TDPが出来上がるわけです。
そのために、
「site:www.ドメイン での検索結果」や 「タイトルでの検索」といった通常最上位に来るであろう
ものであっても上位に来ないのです。
上位に来るべきものが来ていない=何かしらのマイナスをされてポイントが下がっている という事なので
そのような症状の場合は、TDPといわれるペナルティを受けている可能性が高いといえます。